猫とワタシ

PEARLの日記

今日はどんなうれしいことを発見するかしら?

この記事のみを表示する声優 声の職人

あっという間に読める。

知ってそうで知らない声優という人たちの世界。
ひとつひとつのエピソードについて、
もっと深掘りして聞いてみたい気持ちになった。
それでそれで?どうしたの?どうなったの?と
問いかけたくなるような箇所が多く、
肝心なところは教えてくれないのね、
という気分に・・・。
その一方で、もしかすると一番肝心なところは
文章にはできないのかもしれないとも思う。
表現者というのはそういう感覚的なところも
大きいだろうから。

日本語力と読解力がとても重要な要素になる
というのもなるほどなぁと思った。
黙読するのと声に出して読むのは全く別物で、
それがプロの世界ともなればなおさらというのは
想像に難くない。

この本を読んでいて終始感じていたことは、
著者はこの仕事が心底好きなんだろうなぁ
ということ、本当に楽しいんだろうなぁ
ということ。
それはブレない空気となって行間に漂っている。



この記事のみを表示するたたずまいの美学

人の動きは「心」や「想い」の現れ。
肉体の輪郭や均整に基づくものではなく、
それを覆い隠してもなお姿勢やしぐさから
表出する存在の印象を「美」とする心。
見えないものを当たり前のように認め、
表面的に見るのではなく、内側から
放たれるものを見極める。
そのような、古くから自然と溶け込むことで
見出してきた日本人独特の美的感覚に
感動を覚える。
その遺伝子を受け継いでいることに誇りを抱く。



この記事のみを表示する英雄の書

書いてあること、珍しく既に
経験していることが多い。
した方がいいこともやめた方がいいことも。
だから臨場感というより体感・実感がすごい。

現在取り組んでいることで、
「今からやめなさい」
とこの本に書かれている類のことを、
無意識にやってしまっていることがあり、
大いに反省。
かなりの違和感を味わっていたのはそのせいか。
今、この本を読んだのは必然だったのかも
しれないと嬉しくなった。

経験済みのことを体感として思い起こしつつ
読み進み、著者のお父さんのエピソードでは
大号泣。
全く違う経験にも関わらず、自分と父のことを
重ね合わせてしまった。

この本は、これから社会人になる若い人に
向けて書かれている。
誰しも多かれ少なかれある程度直面し、
経験するであろうこと。
困難にぶつかった時、
進む道が見えない時、
自分がブレる時、
「この世にヒーローじゃない男はいない」
と言い切る著者の力強い英雄論が
頭の片隅にあれば、一歩前進するきっかけや
ヒントになるに違いない。
なんと言っても、この本に書かれていることは、
脳科学で証明されているのだから。

あまり自己啓発本は読まないが、
この本に綴られている言葉や文体は
タイトルが示す通り、雄々しく勇ましく、
勇気と自信を与え、読者を鼓舞せずには
いられないものがあると思う。


この記事のみを表示するひまわりは枯れてこそ実を結ぶ

白寿記念・堀文子展で購入した書籍。
堀文子さん語録。

読んでいくと、折に触れ、繰り返し
語られる言葉がある。

「今」「初めて」「新鮮」「感動」「美」

慣れることを堕落の始まりと言って
なによりも恐れた堀さんは、

今日は誰にとっても”初めて”の日であると、
その”新鮮”な気持ちを大切にし、
自然が織りなすいのちの”美”を見つめて、
”感動”に心を震わせながら”今”を生きる。

そのためには一所不在を貫き、
常に不安の中に身を置き、
岐路に立ったときには
わざと困難な道を選ぶ。

自分を決して甘やかさない厳しさは、
好きなことだけを追い求め、
嫌いなことを寄せ付けない毎日を送るため。

「息の絶えるまで感動していたい。」

その生き方から感じられるのは自由。
頭に浮かんでくるのは、
目を細めてその瞬間、瞬間に
ワクワクを胸に生き生きとしている
堀文子さんの凛とした姿である。

そして

「死が生涯の華々しい収穫の時」

いざその時が来たら、心の底から
こう思えるようになるだろうかと
わが身を振り返る。



この記事のみを表示するおとなの小論文教室。

「表現」は生きることそのもの。
やっぱり面白いことなのだと思った。
真摯であればあるほど、
情熱があればあるほど、
その分辛さも難しさも苦しさも
同じだけやってくる。
向き合うことは山ほど。
それが生きている実感となる。

書かれているテーマの一つ一つが、
深く考えさせられることばかりだった。
「理解という愛が欲しい」を先に
読んでしまったのだが、これら二冊は、
迷った時、行き詰まった時に
また手に取るだろう。