猫とワタシ

PEARLの日記

今日はどんなうれしいことを発見するかしら?

この記事のみを表示する「白鳥の湖」 K-BALLET COMPANY

バレエ

Kバレエの「白鳥の湖」を鑑賞。
矢内千夏さん、栗山廉さんという
若さ炸裂ピチピチのペア。
日本人離れしたスタイルで見目麗しい
栗山さんの王子っぷりは目を引き、
ダンスール・ノーブルを堪能。
矢内さんは安定のテクニック。
確実に、確実に・・・と
優等生のような印象。
特に白鳥が。
今後もっと弾けた踊りを期待。

ラストの演出は身投げパターン。
ロットバルトの迫力不足も手伝って
王子の不甲斐無さが際立つ。
「こんなのやってられないわよ!」
とキレて心中ではなく勝手に身投げする
オデットという構図に見えてしまう。
それを後追いする王子・・・無責任すぎる。

しかし同じ振付でも、ロットバルトが
もっと恐ろしげな存在感を漂わせてくれれば
王子の頼りなさにも同情の余地有りで、
どうにもならない現状に絶望した
オデットが身投げするのも頷けるという
構図に見える場合もある、
とは一緒に見た友人談。

古典バレエの面白さを垣間見た
公演だった。


Bunkamuraオーチャードホール
1階9列14番



この記事のみを表示する「ライモンダ」 日本バレエ協会

バレエ

昨日、都民芸術フェスティバルの公演、
バレエ協会の「ライモンダ」を観に行った。

「ライモンダ」の全幕を観る機会は
なかなか無い。
私もこれが2回目(たぶん)。
単調なストーリーで、踊る場面が
延々と続く。

ライモンダは酒井はなさん。
繊細で気品漂う踊りが秀逸だった。


東京文化会館
2階3列25番



この記事のみを表示するハンブルク・バレエ団 『ガラ公演 ジョン・ノイマイヤーの世界』

バレエ

IMG_0604_Fotor.jpg

なんでこんなに良いのかな。
放心状態になるぐらい心を掴まれる
ことなんて滅多にないのに。

ノイマイヤー自身の声を聴き、
その意味を受け止めてから観るのが
素晴らしかった。
特にこのセリフはどうしても
バレエを好きな理由そのものであり、

かけがえがない。

「ダンスの世界は激務であり、
栄光を味わうこともあれば、
挫折感に打ちのめされることもある。

また魅惑の世界であり、
献身の世界であり、
無条件に全身全霊を傾けることを
つねに求められる世界でもある。

けれどもそのダンスの世界を、
私は負担に感じたことはないし、
この芸術が犠牲を求めるものだとも
感じたことはない。

ダンスとは、愛するがゆえに行う仕事なのだ。」


最後のマーラー”愛が私に語りかけるもの”は
どうしてこうも泣けるのか。
シルヴィア・アッツォーニは、ようやく
巡り会えたダンサーにちがいないと思う。


東京文化会館
1階13列33番

(プログラムは追記に記載)


この記事のみを表示するハンブルク・バレエ団 『椿姫』

バレエ

ジョン・ノイマイヤー振付の「椿姫」は
一番と言っても良いぐらい好きな演目。
そのせいか、個人の拘りが強過ぎて
なかなか満足できないという悲しさ。

本日の配役は

マルグリット: アリーナ・コジョカル
アルマン: アレクサンドル・トルーシュ
公爵: ダリオ・フランコーニ
マノン: シルヴィア・アッツォーニ
デ・グリュー: アレクサンドル・リアブコ
プリュダンス: 菅井円加

コジョカルは大物女優の風格。
他を圧倒する演技力で貫禄十分。
だいぶイメージが変わった気がする。
けれど今日の踊りは私の好みじゃなかった。
それこそもう少し情緒が欲しい。
初日の大絶賛を聞いたため期待しすぎたか、
それとも私がただ欲しがりなだけなのか。

その一方で心を掴んで離さなかったのは
マノン組。
特に3幕・・・言葉にはならない。
見て、としか言えない。
余韻はマノンによるものであった。
アッツォーニとリアブコの「椿姫」も
観てみたい。


東京文化会館
1階17列8番



この記事のみを表示するKバレエカンパニー 『くるみ割り人形』

バレエ



クリスマスの時期に「くるみ割り人形」を
観ると気分が上がる。
今年はKバレエの公演を観に行った。

メインキャストは中村祥子さんと遅沢佑介さん。
中村祥子さんは安定の金平糖。
こういう可愛らしい踊りをどんな風に踊るのか
楽しみだったけれど、ホント、素晴らしかった。

「くるみ割り人形」で私が勝手に拘るシーンが
くるみ割り人形が王子の姿に変わるところ。
このシーンがグッとくる演出だと最高!
しかし、今までいろーんなパターンを
観てきたけれど、なかなか満足できるものに
お目にかかれない。
文句なしと思えたこと、実は無いんじゃないかしら。
今回の熊川版も私的にはイマイチだったなぁ。
もっと劇的にして欲しい。。。

1幕はオースティンの映画を観ているみたいで
衣装も舞台装置も素敵だった。
場面展開の仕方も面白くてさすがだなぁ。

雪のシーンは降ってくる雪の量がすごくて、
いっつもあんななの?と一緒に行った友達と
話したほどだった。

ネズミたちとおもちゃの兵隊の戦いの場面も
可愛い、楽しい、面白かった。
チーズ爆弾の威力に笑う。
ネズミの王様がお菓子の国で牢屋に
入れられてしまうところは切なかった。
思わず「かわいそう」と呟く。

2幕の人形たちの踊りはどれも素敵だったけれど、
一番好きなのは”あし笛の踊り”。
振付がなんとも言えず可愛らしい。

若手ダンサーたち大活躍でエネルギーが
ほとばしる活気溢れる舞台。
中村祥子さんが、はみ出すエネルギーを
見事ひとまとめにして治めてみせたという
感じに見えたかな。

チャイコフスキーの音楽も何度聞いても
いいし、「くるみ割り人形」は本当に好き。
久しぶりに踊りたい気分になった。
誘ってくれた友人に感謝。